- さんまい
- I
さんまい【三昧】〔梵 samādhi〕※一※ (名)(1)〔仏〕 心を一つのものに集中させて, 安定した精神状態に入る宗教的な瞑想。 また, その境地。 三摩地。 三摩提。 定。 正受。 等持。(2)「三昧場(サンマイバ)」の略。
「都の外, 七所の~をめぐりぬ/鉢扣辞」
※二※ (接尾)連濁により「ざんまい」となることが多い。 名詞または形容動詞の語幹に付く。(1)ともするとその傾向になるという意を表す。「刃物~に及ぶ」
(2)その事に熱中するという意を表す。「読書~に明け暮れる」
(3)心のままにするという意を表す。II「ぜいたく~な生活」
さんまい【三枚】(1)紙・布・枝など薄いもの三つ。(2)魚のおろし方の一。 背骨の両側に包丁を入れて, 二枚の肉と中骨の三つの部分に分けること。 三枚おろし。III「~におろす」
さんまい【散米】神事で, 邪気を払うため, また神饌(シンセン)として神前にまき散らす米。 散供(サング)。 うちまき。 散らし米(ヨネ)。IVさんまい【産米】とれた米。「新潟~」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.